Papa was a charan poran

Poetic running and something

ランニング:桜散り、雨に降られる

4月9日(日)雨のち曇り

今日は走れるかな、と思って天気予報を見ると、テレビでは「曇り」だと出ている。Yahoo!天気でも、今日は一日中曇りとなっているが、窓の外を見ると、既にぽつぽつと降り始めている。雨雲レーダーを見たら、お昼過ぎに雨雲が西東京を覆う予報になっており、雨脚が酷くなりそうだ。

というわけで、お昼には帰ってくるつもりでランニングに出かけた。

近所の住宅地を走るのは、知り合いに見られるとちょっと恥ずかしいので、普段はすぐ墓地に駆け込み、そこから野川沿いに進むのだが、今日は多摩川沿いを走ってみたかったので、人見街道から野川に入り、しばらく南下してから多摩川に向かうことにした。

小雨が降るなかを走るのは、案外気持ちがいい。

野川沿いの道を、南へと走る。ところどころ、桜が咲いており、昨日から続く断続的な雨で嫌気が差したのか、もう散り始めている。

河原に菜の花が一面に咲いているところもあり、つい立ち止まって写真を撮ってしまう。

野川沿いの下り道は、走っていて気分は良いのだが、ところどころ信号で待たされるのと、折り返しに適した目標地点がないのが欠点。最近は途中で適当な通りに出て、折り返さずに別の道から回って帰ることが多い。今日は多摩川に行くため、武蔵境通りから南下。この通りもやたら信号が長いところがあるのだが、しばらく道なりに行くと多摩川に出た。

多摩川沿いの道は、自転車で走ったことは何度もあるのだが、ランニングするのは初めてだ。

上流に向かって左岸を走り始めてすぐ、強烈な向かい風がしばらく続く。足の筋肉に大きな負荷がかかるのを感じながら、前傾姿勢をとって進む。これで家までたどり着けるのだろうか。

人気コースらしく、途中で何人ものランナーとすれ違う。下りは追い風でさぞ走りやすいことだろう。

是政橋から、川沿いの道を外れて帰路に着く。あとはひたすら上っていくだけだ。しかしここで雨が激しくなってきた。びしょ濡れになったが、気温が高いので、寒さを感じずになんとか家まで走り続けた。

膝の方は、痛くなりそうでならない状態のままだった。ランナー膝というやつも、筋肉痛と一緒で、走れば走るほど、耐えられる時間が長くなっていくようだ。

この分なら、10kmマラソンぐらいは耐えられるだろう。 

それにしても、桜につい心引かれて立ち止まってしまう今日のランニングであった。