Papa was a charan poran

Poetic running and something

YURENIKUI PROを買った

購入の背景(言い訳)

去年の9月に始めたランニングだが、膝が痛くなったりといった初期症状を乗り越え、まだ続けている。

普段、10km以下のランニングのときは、スマホBluetoothイヤホンだけをベルト型のポーチに入れて走るのだが、休日に10km以上走るときは途中で給水が必要だ。 

公園の水道でも良いのだが、できることなら信号待ちの時間とか、走りながらでもちょっと飲めればと思う。いつも1時間ぐらい走って喉が渇いてきた頃にペットボトルを買うのだが、飲みかけのボトルをどうするかが問題だ。走り始めた頃は手に持って走ったりしていたが、集中力がなくなるし、片手だけ重いのはバランスが良くないので、長く走るときはボトルポーチを身につけて出かけることにしている。 

これまで使っていたのはMYCARBONのポーチで、これは安価な割にはよくできていた。ベルトをしっかり締めるとボトルがあまり揺れないし、ボトルがないときはコンパクトに折りたたむこともできる。 

 

しかし、この3月にケータイをスマホ(5インチ)に変えてからは、このポーチだと少し容量が足りなくなってきた。長距離を走るときは、ボトルのほかに、

を持ち歩く。羊羹とかゼリーがなぜ必要かというと、20km以上走ると、まだ筋力的には走れる感じがあるのに急激に空腹になり、足が動かなくなってしまうからだ。いわゆるガス欠である。多摩川沿いなどを走るときはお店がないから、あらかじめ水と食べ物をもっていかないと、長く走ることができない。空腹になる前に栄養補給しないとだめで、空腹になってしまうともう走れないどころか無性にファミレスに駆け込んでステーキを食べたくなる(気力の問題?)。散財のもとである。

MYCARBONは良い製品だと思うが、5インチのスマホを入れるとほかのものが殆ど入らなくなってしまう。基本的に一つのポケットを仕切って使うので、鍵とスマホを入れてベルトをきつく締めるのは、ガラス面に圧力がかかりそうで気が引けるし、そうかといってきつく締めないとボトルがブラブラと揺れてしまう(特に水が満タンに入っているとき)。 

そこで、上記の必要なものが入り、なおかつボトルが揺れないウエストポーチを探していたところ、YURENIKUIに辿り着いた。

6月の誕生日まで待っても良かったのだが、大量生産でないらしく、万が一品切れになったらとても後悔するだろうと思って、先日購入した。ネットでかなり検討をした上なので、決して衝動買いではないところ念のため。

 

開封の儀

 

 

丁寧に手書きの手紙が添えられている。こういうの、仕事でやってると分かっていてもやはり気分が良いものだ。商売の基本。

ま、文面は定型があるのかも知れないが・・・

 

 

ペットボトルキャップが1個おまけでついている。普通のキャップだと、走りながら開閉したときに両手を使ってバランスを崩すし、キャップを落としてしまうことがあるのでこれはありがたい。

 

 

ボトル収納部分

ペットボトルがなかったので、そのへんにあったイワタニのカセットガスを入れてみた。丁度良く入る。カセットガスも入りますということで(笑)。これでガス欠ともおさらばだ。

因みにこのガス缶は、直径が6.8cm、円筒部分の長さが15.7cmだ。600mlの麦茶のペットボトルなんかも普通に入るだろう。逆に、20cm以上の長さのボトルだと、上にはみ出る部分が大きくなる。

まだたっぷり液化燃料の入ったガス缶を入れて部屋の中でピョンピョン跳びはねてみたが、確かに揺れにくそうだ。これは走るのが楽しみである。

 

後ろのパワーメッシュポケット

ボトルが揺れにくいこと以外のウリの一つが、中身が揺れないパワーメッシュポケットである。

手元にあったアミノバイタルのゼリー(100g)を入れてみた。

5インチのスマホを入れると、角がはみ出る感じ。私はスマホはカメラとしても使うので、取り出しやすいフロントポーチに入れたい。

個人的に想定していたこのポケットの使い方は、ハンドタオルを入れるぐらいだ。あとは、雨が降りそうなときにウェアを入れていくこともできるだろう。走っているときはカッパなんか着なくてもいいと思うが、万が一怪我をして歩いて帰るときなどは、体が冷えるので。

ユニクロのポケッタブルパーカー。

はみ出ているが、なんとか入った。パタゴニアとかのもっと高級で小さくたためるやつなら、もっとコンパクトに入れられるだろう。

 

このポケットの中に、さらにジップのポケットがある。後ろなので走るときには使わない小銭なんかを入れるのに良いかもしれない。

あと、写真では分かりにくいが、ボトルの両側(バンジーコードの両側)にもメッシュポケットがあり、かさばるようなものは入らないが、スポーツ羊羹とか、タブレットの袋ゴミなんかを突っ込むことができる。

 

フロントポケット

YURENIKUIスタンダードとの大きな違いの一つは、フロントポケットがパワーメッシュになっていること。

ここにはスマホを入れようと思っているが、ジェルも入る。

この写真はスマホで撮っているので、スマホを入れた写真が撮れないのだが、真ん中のベルトがあるので、走っているときにスマホが飛び出ることはなさそうだ。その代わりに、スマホを入れるときはベルトのバックルを外さないと入れにくい。そこは慣れが必要か。

 

こちらもジップポケットがあり、なかにキーハーネスがある。走っているときはよく鍵のことを忘れ、家に近づいて、ふと鍵を落としていないか心配になることがある。色んなものを出し入れするので、うっかり鍵を落としたら、また走って探しに行かないといけないので大変だ。

ただ、個人的にはハーネスはあまり使わない。必要な人もいると思うので、あるにこしたことはないと思うが。

 

 

フロント、バックともに裏側はメッシュになっている。特に後ろ側は面積が大きいので、少しでも蒸れにくい仕様になっているのはありがたい。

 

1回使ってみた感想

さて、某日、実際にYURENIKUI PROを装着して走ってみた。

ボトルの揺れにくさは、MYCARBONよりは格段に揺れないが、ベルトを締める位置によっては多少揺れる。

写真を撮るためにフロントポケットからスマホを出し入れするのも、スマホを固定する小さなバックルをはめるのも簡単で、見なくてもできる。

走り終わったあと、バックの裏側のメッシュ部分が汗でびっしょり濡れていた。体に密着する部分で面積が大きいだけに、これはしょうがない。気になる人は、この面だけを水で洗って陰干しすると良いだろう。

まだ1度しか使っていないのでその真価は未知数だが、ボトルが揺れないので集中して走ることができ、長距離ランのお供に欠かせない存在になりそうだ。■

 

※Runkeeperやってます。一人で走ってますが、低次元で張り合える友だち募集中です。