Papa was a charan poran

Poetic running and something

男は黙ってウタマロ石けん

7月31日(月) 晴れ

暑い。

ランニングを始めてからというもの、良い汗をダラダラかくようになって、これまで毎年悩まされていた皮膚病の一つが治ったようだ。

それについてはまた改めてレポートするが、その反面、汗の量が増えた気がする。

それで、ワキの匂いが酷いことになっている。

 

>>それで、電車に乗りたくなくなる。

 

>>>それで、帰宅ランを考える。

 

悪循環だ(笑)。

 

仕事や飲み会で早く帰れない日は、いっそ帰宅ランをすればよいのではないか、と思うときがあるのだが、そのための装備増を考えると、なかなか踏み切れない。リュック背負って走るのも、汗のことを考えると気が引けてしまう。

 

みんなが臭くなればいいんだ(笑)

 

そういえば、男の匂いとか男脂臭とかいって洗剤の類いを売りつけようとするCMは、中央線にのっていると何度となく目にするが、あきらかに性差別じゃないのか。私が総理大臣ならそんなCMはヘイトスピーチ認定して、会社ごとぶっ潰したいところだ。

 

大体、人が匂うからといって、消臭剤のCMの菜々緒みたいに鼻つまんで「くっさ」とかやる人がいたら、相当な低次元な人間である。それを言って何になるのだろうか。言って満足するのか?他の人たちの同意が欲しいのか?自分は臭くないという絶対的な確証もないのに、そんなことが言えるのだろうか?

私は小学生のとき、足を怪我してギブスをしたため、しばらく風呂に入ることができず、教室でクラスメートに「くせえな!」と言われて傷ついたことがある。そのとき、落ち込んだ私に代わって、「怪我してお風呂には入れないんだからしょうがないでしょ!」と叱ってくれた女子がいた。それが今の妻である。というのはウソだが、臭いものを臭いと口に出さずにいられない小学生レベルのファブリーズCM的人間と、臭いなど存在しないかのように振る舞う私の初恋の相手と、どちらが日本人として相応しいか。

売らんかなの洗剤会社のCMが、いかに文化破壊であるか。このツケは必ず未来の日本人、自分たちの子どもに回ってくるのが分からないのだろうか。

幸いにも、私の周りには他人のことを臭いだの匂うだのと口に出すサントリーウェルネス的人間はいないので、私は自分の匂いを本当のレベルでは実感できていない。ただ消臭剤を置いたり香水で誤魔化したりといった自助努力をするだけである。それでも今日のように暑い日は汗をかいて、それが乾けばまた匂ってくる。そんなどうしようもない生理的なものを、石鹸や洗剤ごときでどうにかできるように謳うのは誇大広告ではないか。

 

 

私の生まれた6月は、祝日もなく、雨が多くて良いところが一つもないとずっと思っていたが、大人になって一つだけ良いと思えるようになったのは、そこかしこに紫陽花が咲くことである。職場の敷地には紫陽花が多く咲いているが、日の当たるところにいるのは早くに咲いて、さっさと枯れてしまった。

 

7月も末日だというのに、ずっと日の当たらなかったところで今頃になって咲いている遅咲きもいる。

頑張れ。

 

 

8月1日(火) 曇りのち雨のち曇り

今日は午後雨が降って気温は少し緩和された。雨になると困るのが、洗濯物だ。

私の気になる臭いというのは、半分は汗の臭いだが、もう半分は衣類の生乾きの臭いである。これは一度シャツについてしまうと、普通に洗濯しても治らない。

洗濯する前に、シャツのえりや胸元や腋の部分をウタマロ石けんでゴシゴシ手洗いすると、臭いも黄ばみも落ちる。

www.e-utamaro.com

 

そして洗った後、部屋干しするときはサーキュレーターや扇風機の風を当ててよく乾かさないといけない。

ただ、毎日やるのは、本当に面倒臭い。

 

一度、電子レンジにかければ、雑菌が死んで臭いが消えるのではないかと思ってやってみた。

グンゼの肌着を少し電子レンジにかけたら、臭いも少し減った気がしたので、調子に乗って1分やったら、シャツから煙がモクモク。あやうく火事になるところだった。そのシャツは黄色く焼けてしまい、よい勉強代になった(笑)。

無臭志向を煽る企業のせいで、日本の夏は嫌なものに成り下がりつつある。これを文化破壊と言わずして何というのか。