Papa was a charan poran

Poetic running and something

旅先ラン:ブダペスト編その2.ドナウ川沿い〜ゲッレールトの丘〜現代美術館

6月23日(土) 晴れ

学会のプログラムも昨日で全て終わり、今日は調査のため午前中は書店へ。

 

こちらは土曜の午後は店じまいするところが多く、仕事もこれで終了。

 

夕方は都合が合えば同じホテルに滞在していた学会参加者のイラン人一家とブダペスト名物の温泉に行こうとゆるい約束をして、時間が数時間あるので、もう一度走りに行く。

 

海外の学会は1日ごとのプログラムが早めに終わることが多く、参加者たちはみな市内観光や買い物に行く。欧米では夏休みに入るころなので、家族も連れて来ていたりして、それも学会参加の楽しみの一つなのだろう。私は、あまり観光らしい観光には興味がなく、走るのと食べるのと写真を撮るぐらいで、市街地の方はそれなりに歩き回ったと思うが、学会の見学プログラムで行った王宮の丘以外では、西岸方面にあまり行っていない。

 

走りに行くついでに温泉に入ってしまおうかと思ったが、荷物になるので、とりあえず西岸へと橋を渡って丘の方へ。

 

ドナウ川。橋の上から川上を向いたところ。

 

こちらは川下。天気が最高に気持ちいい。

 

右岸の方は、なにか公的な建物っぽいものが並んでいる。左岸と比べると人気は少ない。

 

人の多い温泉付近まで来た。中央に映っているのは老舗のホテルらしい。

 

 

ゲッレールトの丘まで来た。はじめは素通りしてまたマルギット島まで行くつもりだったのだが、楽しそうなので寄って行くことにした。

 

 

城塞のようで、こんな感じのモニュメントがある。

 

丘からの眺め。なんだか今日は飛行機の音がするなあ・・・

 

家族連れが多い。走って登っているのは、私ぐらい。

 

頂上。ブダペストはやたら銅像が多い。私も家族と来たかったなあ。

 

 

 

ここでやっと気づいたのだが、なんと今日はブダペストでエアレースの大会をやっているようである。

あとで知ったことだが、日本の室屋義秀選手も参加していたらしい。

 

週末だからか、いつもそうなのか、わからないが出店がたくさん出ている。エアレースをずっと見ている人も多い。

 

しばらくエアレースを見て、下山。

 

とにかく銅像がかっこいい。どことなく車田正美的なものを感じてしまうのは私だけか?聖闘士星矢じゃなくて、風魔の小次郎的な・・・

 

橋を渡って、

 

左岸のほうに来た。ここでもエアレースの飛行機が前を突っ切って行くのが見られる。

 

しばらく動画撮影を試みたが、スマホではあまり大きく映らないので、そこからまた市街地を探検ラン。

 

実はまだ昼ごはんを食べていないのである。

 

おめあては、「迷宮グルメ」でヒロシが行った中央市場。

 

 

 

ほどなくして発見。

 

中に入ると、1階はサラミや青物などを売るお店が多い。

 

どうも韓国人の学生のような若者がたくさんいる。韓国もこの時期夏休みか?

 

日本だけが国際学会から取り残されて行く・・・授業のある大学教員は、6月は休みが取りづらいし。政府はそういうことをきちんとわかってるのだろうか。

 

 

 

ヒロシが食事をした2階へ上がる。

 

おお。ヒロシも見ていた洋品店の通り。てゆうかここは西洋だから全部洋品だよね。いやいや、きょうびメイドインチャイナも多いことだろう。

 

一通り見て回ったのだが、食事を出すところはとても混雑して席が空いておらず、ここでの食事は断念。ヒロシもここでの食事は米の入ったものばかりを食べてしまい、失敗していたからな。もうちょっと落ち着いて食べられるところを探そう。

 

かと言って、走っているときというのは、どういうわけかあまりどっしり席について食べる気が起きない。

 

そしてまたホテルから近い橋のたもとの駅まで戻って来た。

 

そういえば橋の下にいかにも安そうなドネルケバブのスタンドがあったな。

 

メルハバ〜とトルコ風の挨拶をしたらトルコ語が返って来そうなおばちゃんの作るドネルケバブ。一つくれ、というと、「スパイシー?」というので、「ヤア」と返す。

 

 

うん、うまそうである。

 

これを持って川沿いのベンチで食べよう。途中でホームレスに「くれ」というジェスチャーを受けたが、怖いので走って逃げた。

 

川沿いののどかな風景。雰囲気としては、多摩川というよりは、隅田川の勝どき橋近辺に近いかな。

 

こちらのカラスは、灰色と黒の二色のやつ。逆に、鳩の方が黒くて目の周りが赤くて怖い。

 

 

フェンス内で犬を放すことのできるエリアがあり、犬好きの交流の場になっている。

 

さて、ドネルケバブを食べて少し落ち着いたところで、もう少し川沿いを下ってみた。何しろ、明日はもう帰国の途につかなければならない。もうちょっと知らない街を走ってみたい。

 

こんな昼間にもやっぱり走っている人は結構いる。ハンガリー若い女性はみなひょろーっと痩せているのだが、年配の人は太っている人が多い。そうならないためか、走っている女性も多い。日本との最大の違いは、タイツの上にパンツを履かないこと。そのほうが足が長くて断然かっこよく見える。実際足が長いので、走り方も特徴がある。パラパラ漫画の棒人間みたいな走り方、と言いますか。

 

一つ先の駅に着いた。

 

ここでなぜか鉄ちゃんの気が出て来て、電車が来るまで駅で待つことにした。

 

駅から振り返ると、ルートヴィヒ・ミュージアムという現代美術館がある。この駅で降りる人はここに行く人が多いのかな。

 

そうこうしているうちに、電車が来た。

 

あ〜、これに乗って私もヒロシみたいに旅をしたいなあ。

 

これ以上進んでも、帰れなくなりそうなので、ホテルに向かう。

 

 

自転車屋さんを発見。色がビアンキっしゅだ。

 

さて、ホテルについてWifiに繋がったら、例の一家からメールが来ていて、部屋にいないみたいだから温泉に行くよ、とのことだった。

 

Wifiのないところではケータイが使えないので仕方ない。

 

ランニングはここまで。このあと、少し休んでから夕方温泉に行った。