蝉と一緒にあがく週末 - Papa was a charan poran

9月8日（土）　晴れ時々雨

今日は午後から日が照って暑いのなんのって。１６時過ぎに走りに出たが、風は少しあるとはいえ、８月のような暑さだった。

Runkeeperがうまく起動せず、しばらく走り出せずにイラつく。GPSウォッチが欲しくなる一瞬だ。

今日は野川でテレビか何かの撮影をやっていたようだ。

夏の終わりを見越してか、草が刈られている。

暑いのと、４日ぶりに走ったからか、中央道あたりでバテて休憩し、折り返して土手に下りたところ、まだ草が刈られていないところがあって、ヤブの中を走る羽目になった。草に引っ掛けられないよう、必然的に股上げ走りになり、数分走ったところで疲れて、道路に戻る階段がないので仕方なく梯子で脱出した。太ももの疲労がたまり、あとはだらだら。

時々見かける太った（失礼！）女性で、夏の間、暑い日も精力的に速いペースで歩いているな〜、相当強い意志を持って痩せようとしているのだろうな〜この方は、と密かに感心していた方が、今日はウォーキングではなくて走っていたのが感動的であった。足に負担がかからないよう、ウォーキングから始めたのだと思うが、今日はかなりのスピードで走っておられた。ちんたらしたジョギングではなく、かなりアグレッシブなペースだった。

切迫した理由がなければ、普通の人はウォーキングでさえなかなかそこまで根気よく続けられないものであるが、かなり速いテンポのウォーキングからランニングへ、という進歩を遂げている。体型から、勝手にダイエット目的と決めつけてしまって大変失礼ではあるが、何にせよ、決意の強さが感じられ、ちょっと感動した。おそらく数カ月後には、別人のようになっていることだろう。（余計なお世話ですが）

今日は暑かったから、まだセミも鳴いていた。夏よ過ぎないでくれ。

TUBE　シーズン・イン・ザ・サン

☆

夜、アド街ック天国で名古屋城をやっているが、見る気もしないな・・・昨日だったか、名古屋はもう一度訪れたいとする人がとても少ないというアンケート結果に河村市長も懸念を示したということがネットでニュースになっていた。

確かに、街そのものの魅力に乏しいような気がする。遊ぶところはそれなりにあるが、名古屋城にしろ、栄にしろ、あるいはレゴランドにしろ、スポット的なものが点在していても、頻繁に行きたいとは思わないだろう。名古屋グルメは本当に旨いと思っているのは一部の名古屋人だけで、外からもてはやされてブームになったが、私など１８年愛知に暮らしたが小倉トーストもあんかけスパも食べたことはない。

外からの評価というのも、ある種「ゲテモノ」というか、物珍しさで受けているので、話のネタにはなっても、他所の人はしょっちゅう食べたいとは思わないだろう。関西のお好み焼きやたこ焼きといった粉もんや、博多の明太子やラーメンに比べて、名古屋めしが東京で日常的なメニューになっていないことがその証拠だ。

知人から味噌煮込みうどんの具材をもらったが、まず見た目からウ○コみたいな色のスープに嫁さんがドン引きし、実際に食べてみたけど「なにこれ」だった、と言って残りを私におすそ分けしてくれた関西人を見たことがある。私は喜んで食べたが、好んで味噌煮込みを食べるのは家族でも私だけである。食べ慣れていない人にはそんなもんである。

名古屋で遊ぶときは車移動が基本だから、街歩き文化が希薄で、絶景ポイントも少ない。私が高校時代に唯一通ったのは、大須観音周辺のアーケード街である。東京でいうとアメ横や浅草のような位置づけだが、たこ焼きの加納屋や、昔ながらの喫茶店やレコード店があって、田舎の住宅街に住む私には、都会の中の下町風情が残る街が刺激的だった。今はどうなっているか知らんが。栄（「さかえ」と読む）は私が小さい頃は竹の子族が踊ったりしていた人気スポットだったが、テレビ塔以外に見るものはない。基本的に都会的な買い物の街で、東京や大阪から行くと珍しいものは少ない。

と思いながらテレビを観ていたが、円頓寺商店街など、なかなかおもしろそうではないか。重要なのは、観光スポットとのんびり滞在できる（宿泊にふさわしい）場所が組み合わさっているところが必要なのではないか。ホテルじゃなくて。