秋の日は体重落とし
9月22日(土) 曇のち晴れ
今月2度めの三連休、初日は曇りで涼しいかな、と思っていたら、15時頃には晴れて暑くなってきた。
日が傾く16時まで待つか。しかし秋の日はつるべ落とし。ストレッチをしながら少し考え、15時半過ぎに出発である。
今日のメニューは、走り出してから決めたのだが、野川沿いでできるだけ世田谷方面まで行ってから多摩川で帰ってくるコース。
マンネリ脱却のため、新鮮味のある道を走りたい。
秋の雲はなかなか趣がある。特に夕方は陰影があって空の巨大さを感じる。
今日は殆ど力を入れずにノーワーク的に走る。慣れきった道と、相変わらず横断歩道で立ってても全然止まらない車にイラっとしながら、なんとかきたみふれあい広場までは順調に来た。ここまでは約11キロである。
公園でトイレと給水を済ませ、このあたりから南下して多摩川に向かおうと思うのだが、地図で見る限りでは、まっすぐ多摩川に向かうのは南西に伸びる小田急線沿いの道ぐらいである。若干引き返す感じになるが、わかりやすいので線路沿いの道を行くことにした。
お店の誘惑の多い喜多見駅前を過ぎて暫く進む。
すぐに狛江駅に着いた。駅の間隔が短い。こちらの駅周辺のほうが、美味しそうな匂いの誘惑多し。しかしせっかくテンポよく走れているので、あまりがっつり食べたくない。
そろそろジュース補給だなあ、と思いながら走っていたら、
またすぐに次の駅についた。駅前のコンビニでビタミン野菜200mlを補給。
個人的には、スポーツドリンクなどよりも野菜や果物のジュースのほうが調子が良いような気がする。分量も、一度に飲むのであればこの紙パックぐらいが限度で、これ以上だとお腹がタプタプになる。
暗くて見えないが多摩川の土手に着いた。
高架下にはこんなものもあった。ボルダリングにしてはとても低いような気がするが・・・
彼岸花が咲いていた。稲城大橋以北の多摩川土手では見かけないので新鮮である。
多摩水道橋に夕日が差してきれいだ。写真では真っ黒ですが。
これも稲城大橋以北ではあまりないのだが、このあたりの土手は川を眺めてぽつんと佇む人がいたり、楽器を練習する人がいたり、前にNHKでやっていたのと全く同じ風景がいつも見られる。小田急線のゴトンゴトンという音も、なんとなくのどかでいい。府中近辺の多摩川だと、こういう心休まる川辺の風景がないのは、なぜだろう。
このぐらいの空間が開けた感じと、水の量が違うのかな・・・
二ヶ領上河原堰。にかりょうかみがわらぜきと読む。ここも人が佇んでいるスポットである。滝みたいで心が洗われるのう。
ランニングできる道が広いのがいいんだよね。このあたりまでは。
このあたりから、だんだん風景が府中-稲城風になってくる。
結構、今日はストライド小さめの力を入れない走りで、余裕で走り倒せると思っていたが、さすがに緩やかでも上りになっているので、このあたりでちょっとしんどくなって来た。時間も押してきて、ランスマ放映時間までに家にたどり着くか、心配になってきた。(家族の何者かがラララミュージックフェアを録画予約していたために、ランスマの録画予約ができなかったのである)
逆に、そんなタイムリミットが良いモチベーションになったのか、ペースを落とさずになんとか多摩川を走りきった。押上のあたりから市街地に入り、コンビニで2度めの栄養補給。疲れたので、トロピカーナのエッセンシャルズマルチビタミン。
普段はこういうのは飲まないのだが、疲れているときに冷えているやつを飲んだら旨いのなんのって。ちょっと量が多いのだが、疲れていたからか、お腹もそれほどタプタプにならず、すぐに体に染み込んだ感じ。
このジュースのお陰か、それとも単に実力なのか、最後まで良いペースで、歩くことなく坂道も楽しく登り切ることができ、なんとか18時過ぎに家にたどり着くことができた。
めでたしめでたし。