Papa was a charan poran

Poetic running and something

久しぶりに狛江まで足を伸ばす

9月28日(土) 晴れときどき曇り

昨日は走ラン日にしたので、今日は長めに走りたい気分。

 

午後、曇ってきて早く日が暮れそうなので(秋の日はなんとかだなあ)、15時前に出走。どうも体が重い気がしたが、昼はそれほどドカ食いしてないし、走ってるうちにこなれてくるだろう、と。多摩川を上って川崎街道方面で久しぶりに峠越えをするか、多摩川を下っていつものように野川に戻ってくるか、迷いながら、とにかく多摩川へと向かう。

 

川に着く前に、いきなり尿意をもよおし、公園のトイレへ。嫌な予感だ。こういうときは血尿が出たりする。

 

尿は少し濃い色に見えたが、公園で水を飲んで、気にせず走る。

 

今日は暑さはなく、走りやすい日だったが、走っているのはおじさんおじいさんおっさんばかり。多摩川の府中〜調布間は若い人が少ない。

 

走り出しが重かったのでペースを緩くしたせいか、とても楽に走れた。イヤホンから、平均ペースは5分二十何秒、と聞こえる。かっこ悪いほど遅いペースだが、この感じなら40kmでも走れそうな勢い。鶴川街道までまったく疲れることなくたどり着いた。

 

 

 

このまま街道を上って野川往還コースだと、不完全燃焼しそうだ。ちょっと不安ではあるが、久しぶりに小田急線まで行って喜多見を通ってみよう。

 

この辺りは、彼岸花がところどころ咲いていて、集中的に咲いているあたりで大きな写真機を持った人が目に付く。

 

私の実家の近くにも、新美南吉記念館の近くの土手に大量の彼岸花が植わっているが、見頃になっているだろうな・・・

 

そんな懐かしい土地への望郷の重いを抱きつつ、ちょっとだけ懐かしい狛江市までやってきた。3月の東京マラソン以降、ランニングは遠出をすることがどうも不安で、近場をぐるぐる回るだけになっていた。

 

 

多摩川水道橋(世田谷街道)が見えた。4月に一度、右岸を通ってここまできたが、左岸を下ってくるとまた雰囲気が違う。喜多見はこれより遠かったんだな。

 

橋の下を潜る小さなトンネルがあり、そこを抜けるとほどなくして見覚えのある小田急線が見えてくる。

 

野川方面から回って初めてここにきた時も、彼岸花が印象に残っていた。今日の見納めにパチリ。

 

思えば、多摩川はこれ以上下ったことがない。しかしこれ以上は帰れなくなりそうなので(帰りは上りだし)、ここらで線路沿いを上っていく。

 

 

 

 

和泉多摩川駅のファミマで休憩。トイレは汚い。

 

この辺りの駅前商店街は、府中ともまた違って新鮮だ。狛江駅近くの高架下に安楽亭があり、肉の匂いで食欲がそそられる。

 

狛江、喜多見と通り過ぎて、野川にたどり着いた。

 

この辺りからきたみふれあい公園の間は、上流にくらべて断然散歩やジョギングの人が多い。お金持ちの暇人ほどランニングにかまけているということだろうか。何をやっているんだ私は。

 

 

日が傾いてきて、太陽が遠ざかるときの光線が美しい。

 

ゆるいペースで走ってきたら、息苦しいことは全くなく、口を閉じても走れるぐらいなのだが、流石に筋肉と関節が痛くなってきた。市民ランナーがマラソンを完走するには、この関節痛との戦いを制する必要があり、そうでないと足が動かなくなり歩いてしまう。

 

 

京王線までは意外と近かった。ここまでくれば、あとは庭を走るようなもの。

 

 

 

途中、休憩を挟んだからか、ペースは6分になった。LSDだったということにしておこう。