Papa was a charan poran

Poetic running and something

ヒートテックよりアウトラストでしょ

2019年12月8日(日) 晴れ

今日は昨日とは打って変わって快晴で気温も12度ぐらいまであがりそうだ。

 

家には息子と二人。

 

昼は何か食べようということで、自宅から自転車で10分とかからない都道沿いの坦々麺専門店へ。

 

自分で来るのは通算3回目、息子と来るのは2回目。普段は空いているのだが、今日は意外と数人が待つ状態が続いていた。サイクリングやランニングの途中に寄る人もいるようだ。

 

 

このとき外に出て、家の中よりも外の方がずっと暖かいという感じがして、天気も良いし、今日は走りに行かない訳にはいかない。

 

というわけで、お腹もこなれた15時頃に出走。この時間に走りに出られるのは久しぶりだから、明るい自然の中をじっくり味わいながら走りたいものだ。右足首周辺が痛いというのもあり、ゆっくり、音楽を鑑賞しながら、しかし可能なら遠くまで行きたい。

 

今日はさいたまマラソンの日でもあり、マラソン日和で、さぞ気持ちの良いレースになったことだろう。気温はさほど高くないので、服装に迷うが、まず下半身は短パンでいいだろう。最近、タイツを履くのが嫌である。洗濯物が増えるし、足はさほど寒さを感じないので、何も履かないほうが良い。逆に、タイツを履くなら短パンは履きたくないが、日本では敬遠されるらしい。個人的には、タイツの上に短パンを履いている人を見ると、足が短いのでスカートを履いているみたいに見えて格好悪いと思う。

 

上半身が問題なのだが、今日はアウトラストの長袖にした。昨日、公共放送の番組で、あったかインナーの特集をやっていたのだが、公共放送だからアウトラストであるということが(知らない人には)まったくわからないようになっていて、それなのに「ユニークなクロージング」のほうは商品名まで分かるようになっていて、繊維会社も会社の看板がはっきり映って会社がわかるようになっており、まったく不公平だと思った。

 

やっぱNHKって…

 

個人的にはユニクロは私の生まれ故郷の会社なので、贔屓にしているつもりではあるが、スポーツをやる人にとっては、ヒートテックより、アウトラストのほうがずっと優れていて国民に紹介すべき素材なのである。

 

アウトラストを着て走ると、確かに風がピューっと吹く時は、防風性がないのでちょっと寒かったりするが、風がやむとすぐにちょうど良い感じの体感温度になる。そして、長袖なのに走り続けていても暑くなりすぎない。

 

走っているときというのは、肺や心臓のある胸のあたりがとても熱くなり、汗もかくのだが、それ以外の、腕、お腹、そして背面などは、特に冬は風が当たって冷たいのである。それでお腹が冷えたりするのだが、アウトラストを着ているとそういうことがなく、部分的に寒いということがない。本当に優れものである。ただし、雨に濡れると水を吸うので重くなり保温効果も薄れる。

 

今年の東京マラソンは、大迫選手もリタイアするほどの寒さだったが、私も凍えながら走った。今思えば、アウトラストのこれを着てその上に合羽を着て走ればよかった。

 

キロ5分ぐらいのペースで走ることを心がけたからか、終始楽に走れた。右足の不安があるので、多摩川まではいかずに、10kmを超えたところで折り返す。

 

 

折り返したところ。以前は、きたみふれあい公園まで行って10kmだと認識していたが、最近はこの団地のあたりで10kmになる。GPSの精度が変わったのかな。

 

こういう、タイムよりもカタルシスやセラピーの目的で走るときは、色んなことが頭に浮かんで過ぎ去っていく。若い日の恋のこと、日々病状が悪化していく父親のこと、息子の受験のこと、そして自分と家族の将来のこと・・・

 

 

それにしても、近所の野川沿いの紅葉がとてもきれいだ。真っ赤に燃えるような紅葉と、真っ黄色のイチョウの葉、そして緑の草の組み合わせが、寒さ深まる季節をまるで色彩で温めようとしているかのようだ。